こんにちは。初めましての人もそうでない人も、
※以下、以前BloggerでUpしていた記事を移行した内容になります。
Pythonのプログラミング……の前に。
"ライブラリってなぁに?"
"仮想環境ってなぁに?"
と言葉の意味がわからず、
"プログラミングって難しい、わかんない!!”
とつまずいてしまった方のために、全3回に分けて説明をしていきます。
初心者が大まかなイメージをつかめることを目的にしているので、厳密には違う部分が出てくるかもしれませんが、そこはご容赦ください。
第1回は、"ライブラリ"や"仮想環境"の前に、"ファンクション"という言葉のイメージを掴みましょう。
第1回 まずはファンクション(関数)のイメージをつかもう!
"ライブラリ"や"仮想環境"という言葉を説明する前に。
準備体操として"ファンクション(関数)"という言葉について、イメージをつかんでおきましょう。
さて突然ですが、これからプログラミングをしよう、というあなたは、一流のシェフです。
これからあなたは、オリジナル料理のレシピを作成しようとしています。
どんな材料を使うか、どんな料理を作るかはあなたの自由です。
料理をする流れは、以下のようになるでしょう。
材料 --> レシピに従って調理--> オリジナル料理の出来上がり
例えで言うと、レシピがファンクション(関数)に該当します。
では、ファンクション(関数)の例を見てみましょう。
python
def original_juice(fruit, base_milk):
cup = "glass"
juice = fruit + base_milk + cup
return juice
これだけ見てもよくわからないかもしれませんね。
1行ずつ説明していきます。
1行目、"def"は”original_juice(オリジナルジュース)”という名前のファンクション(関数)です、という宣言です。
()の中の"fruit(果物)"と"base(ベースの液体)"は引数と言います。
先ほどの料理の流れで言うと、材料にあたる部分ですね。
それに対して4行目、"return"で返却されている"juice(ジュース)"は戻り値になります。
先ほどの料理の流れで言うと、出来上がったオリジナル料理ですね。
……ということは、間の2行目と3行目、ここがレシピに該当します。
どんな調理を行うかの手順になります。
2行目、必ず"cup(コップ)"は"glass(ガラスコップ)"にしましょう。
3行目、"juice(ジュース)"は"fruit(果物)"と"base(ベースの液体)"と"cup(コップ)"を合わせるだけ。
とっても簡単な手順ですね。
この例ではfruitとbaseとcupを足すだけですが、もっと複雑な処理を入れても構いません。
juiceを2倍にしてもいいですし、fruitがjuiceに適しているかチェックしてもいいですね。
こうした処理をまとめたものがファンクション(関数)です。
今回の例では引数と戻り値がありましたが、引数と戻り値がない場合もあります。
つまりファンクション(関数)とは、PCに決まった処理をさせるまとまり、お料理で言うとレシピのようなイメージです。
なんとなく、イメージはつかめましたでしょうか?
次回は本題、「ライブラリってなぁに?」というお話です。
引き続きお読みいただければ幸いです。
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