こんにちは。初めましての人もそうでない人も、
しばらく投稿が空いてしまったのですが、実は掲題の通り、ニーズ調査の一環で子ども食堂で”パソコンなんでも相談室”を開催いたしました
今日はその報告になります。
前書き
実施要項
パソコンなんでも相談室の実施要項は以下のチラシの通りです。
https://kando-c.co.jp/kodomo/pdf/221022_pcschool.pdf
※2023/1/29(日)の最終回を持って終了いたしました。
開催場所の紹介
開催させていただいた場所は、感動キューブ株式会社様が運営されている蒲田の”感動子ども食堂”になります。
こちらの子ども食堂は、ひない小町という居酒屋さんの一角で毎日17:00-20:00に開かれています。子どもは誰でも無料、大人は500円で、LINEから事前予約することでごはんを食べることができます。
もちろん居酒屋さんのお客さんとして、通常通りの料金を支払って焼き鳥とお酒を堪能するのも可能です。お店のコンセプトの通り、香ばしく焼かれたこだわりの焼き鳥が美味でオススメです!(焼き鳥もそうだけどささみサラダ美味しかったです。)
パソコンなんでも相談室開催の経緯と目的
で、なぜ子ども食堂でパソコンなんでも相談室を開催したのか。
前回までの記事で”
2022年7月に募集開始、チラシを開催地から近い商店街の店舗に置いていただいたりしました。
……結果、8月頭時点での参加希望者0名です。
広報のやり方が悪かったのもありますが、アンケート回答やいただいた意見を元に考えた結果、以下の要因が大きいようでした。
- 子どもを預ける心理的なハードルが想像以上に高い
- 自分の好きなことと言われてもピンと来ない、具体的なコンテンツがないと惹かれない
上記が原因だとすると、そもそも”
そこでそもそも事業案を見直すことにしました。
見直した結果、自分のキャリアを踏まえて提供できるコンテンツとして何があるかと考えた時に、ITスキルアップ講座を開くのはどうかと。
ただ実際に講座を開いたこともなく、どういうレベル感の人に何をどう教えればいいか想像がつきませんでした。
……そこで、子ども教室にいらっしゃる方を対象に、PCなんでも相談室をやることで、どういったニーズがあるのか探ろう、というのが開催した経緯になります。
開催した結果
相談者数と相談概要
2022年10月~2023年1月にかけ、月2回、全5回(+出張1回)開催しました。
内、実際に相談を受けたのは全部で3人です。
3人とも共通していたのは、Excelの操作に関する相談でした。私に答えられる内容でしたので、その場で操作しながらお教えしました。
※どんな相談が来るかドキドキしていたので、答えられる内容でちょっと安心。
また実際の相談にはつながらなかったものの、子ども食堂への問い合わせも3件ほどありました。
相談室を通じて感じたこと
相談室を通じて、個々人の理解度にあわせて個別の質問に答えてくれる、そうしたサービスが必要とされていることを感じました。
トライアンドエラーが自分でどんどんできる人、こうした人は教えなくてもできるようになりますし、自分で必要に応じて講座を受けて学習していきます。
難しい、と感じる人は、言葉一つ取っても聞きなれない言葉が出てきた時点でわからない、と壁をつくってしまいます。わからない=できない=さわりたくない、だから、覚えられないし、いつまでも苦手なままです。
たぶん本当に必要なのは、わからない時に安心して聞ける相手なのかな、と。新卒から初めての仕事で、色々聞けば教えてくれる先輩のような存在こそが必要なのかな、と思いました。
今後のビジネスに向けて感じたこと
実際の相談を受けたり問い合わせ内容を拝見することで、ニーズがあることは非常に感じました。
一方で自分で講座を開く場合、初期コストは抑えられるものの、売り上げを伸ばすには限界があるとも感じました。
また最も需要が高いのはExcelなのですが、それだと既存の講座が色々あります。私自身のスキルとして、Excelのスペシャリストのわけでもないので、他との差別化も難しいです。
さらに2023年3月現在ですと、ChatGPTでExcel操作くらいなら回答してくれます。AIが回答してくれるなら、人が教えるよりコストは圧倒的に安いですよね。
やるとしたら英語学習のマッチングシステムのように、お小遣い稼ぎくらいの感覚で教えたい人と教わりたい人をマッチングさせることかなぁ、とも思ったのですが、もうそうなってくるとスタートの”
現在の活動
……ということで、”
将来的に講座を開催します、と言ってパソコンなんでも相談室をやり始めたのですが、一度それも保留です。(今回お世話になった子ども食堂には時々顔出させていただければと考えてます!)
方向性としては、
- Webアプリ開発エンジニアとしてツール開発する
- 誰かにとっての"あまやどり"のような場所づくりをする
の2つで、現在具体化しているところです。
パソコンなんでも相談室で得られた知見も、2の場所づくりが進んだら、その中で活かしていけるといいなと考えています。
久々の投稿で、迷走してる感が出てしまって残念ですが、今後とも見守っていただければ幸いです。